格闘技界最強の呼び声が高いアリスターオフレイム選手。
つい先日にUFCから離脱して、RIZINに参戦することを発表していましたね。
アリスターオフレイムといえば、その凄すぎる筋肉ゆえにドーピングではないか?との噂が広まっています。
果たして真実はどうなのでしょうか・・。
調べてみましたのでご覧ください。
アリスターオフレイムの筋肉がヤバイ!
アリスターオフレイム選手は、元DREAMヘビー級暫定王者、元K-1ヘビー級王者、元ストライクフォースヘビー級王者など、3つの格闘技団体のチャンピオンになるなどの功績を挙げてきたスーパー格闘家です。
そのファイトスタイルは荒々しく、つねにKOを狙いに行くためファンも多いのではないでしょうか。
またその甘いマスクとは裏腹のすさまじい肉体は、戦う相手が恐怖を感じることもあるそうです。
アリスターオフレイム選手のK-1時代の筋肉がこちら!
三角筋が盛り上がっていて、腕は女性の胴回りほどもありそう・・。
さらに胸筋は1メートルをゆうに超えるほどの厚さですね。
腕のない画像を見てみましょう。
この画像はK-1でバダ・ハリ選手をKOした時のものです。
もはや人間の域を超えていますね・・・。
ゴリラと言っても良さそうな身体つきです。
同じく筋肉モンスターとして一世を風靡したボブ・サップ選手と比較して見ると・・・
確かにボブサップ選手もすごい筋肉ですが、アリスターオフレイム選手と比較すると、やや脂肪が多いのがわかりますね。
しかしアリスターオフレイム選手の場合は、筋肉のみといった感じで、みるからに筋骨隆々のムキムキといった感じがします。
この違いはいったいなんなのでしょうか・・・。
どうやらアリスターオフレイム選手の筋肉の秘密は、薬物によるものだということが噂になっているんですね。
アリスターオフレイムの筋肉はドーピング?
その凄すぎる筋肉から「ドーピング疑惑」が浮上していたアリスターオフレイム選手。
調べてみると、どうやらその噂は真実だったようです。
アリスターオフレイム選手は、過去に何人かの格闘家からステロイドによるドーピング疑惑の苦言をもらっています。
2008年・レミーボンヤスキーの苦言
もともとアリスターオフレイム選手は90kg前後のウエイトしかなく、ヘビー級と呼ぶには細すぎるような体型でした。
しかし、2008年のK-1参戦時から、急激に筋肉が付き始め身体が一気に巨大化しているのです。
K-1ヘビー級王者に2度も輝いているレミーボンヤスキー選手はアリスターオフレイム選手に対して
と挑発したことがあります。
しかし、それに対しアリスターオフレイム選手は
2007年からは本格的にヘビー級に転向したことによって減量苦から解放されたし、体重を気にせず筋力トレーニングに励むことが出来るようになったから一気に筋肉が付いただけだ。」
とコメントしていました。
K-1は日本で生まれた格闘技であり、日本には選手のドーピング検査はないんです。
レミーボンヤスキー選手は、アリスターオフレイム選手の肉体を見て、間違いなくステロイドによるドーピングだ。と思ってこのような発言をしたようですね。
しかし、結局はドーピング検査は行われていないので、真実は定かになっていません。
2010年・エメリヤーエンコ・ヒョードルの苦言
元PRIDEヘビー級王者のエメリヤーエンコ・ヒョードル選手は、以前アリスターオフレイム選手と対戦する予定がありましたが、この対戦を拒否したことがあります。
その理由についてヒョードル選手は次のように語っています。
戦いは正直でなければならない。」
ヒョードル選手は、一切の薬物を使用しないことで有名な格闘家です。
ヒョードル選手もアリスターオフレイム選手のドーピング疑惑は気になっていたようで、この発言をして戦うことを拒否したことが明らかになっています。
2011年・ブロック・レスナー戦のドーピング検査
アリスターオフレイム選手は2011年に、当時のUFCの王者であるブロックレスナー選手と対戦しています。
この試合の前に、尿によるドーピング検査が行われましたが、アリスターオフレイム選手は、尿を提出せずに母国・オランダに帰国してしまったのです。
その後、3週間後に尿を出しドーピング検査を通過していますが、この行動に対しアリスターは・・
母の看病のために飛行機に乗ってしまった。」
などと苦しい言い訳をしていました。
普段からステロイドを使用していても、3週間もあればステロイドの成分は身体から完全に抜けるので、そのために時間を稼いだと思われますね。
このようなことから、アリスターオフレイム選手の筋肉はステロイドによるドーピング疑惑が浮上してしまったわけですね・・。
アリスターオフレイムはドーピングが理由で謹慎処分を受けていた?
そしてついに真実が明らかになるときがやってきました。
2012年5月、UFCでジュニオール・ドス・サントスとの対戦が決まっていましたが、この時に抜き打ちで行ったドーピング検査で陽性反応が出てしまったのです!
アリスターオフレイム選手の身体からは、なんと通常の人間の14倍ものテストステロンが検出されました。
この数値はステロイドを使用した人間でしか出ない数値であり、これによりアリスターオフレイム選手のドーピング疑惑が明らかになったのです。
アリスターオフレイム選手は、これにより9か月間の出場停止処分を言い渡されることになりました。
日本ではドーピング検査は行われていませんが、格闘技が盛んなアメリカではドーピングに対する検査はとても厳しく、いきなり選手の家に来て尿を出せと言ってくることもあるのだとか・・・。
さすがは格闘技王国アメリカですね・・・。
アリスターオフレイムの現在は?
アリスターオフレイム選手は、謹慎処分が解けた2013年にアントニオ・シウバ選手とUFCで対戦しましたが、その時の身体は以前とはまったく違うものになっていましたね。
筋肉が全体的に萎んでおり、脂肪も付いていたためスタミナ切れを起こしKO負けを喫しています。
ステロイドを使用していた時の画像と比較してみましょう。
全然違うことがわかりますね・・・。
しかし、アリスターオーフレイム選手は筋肉だけではありません。
格闘技の技術も優れているので、その後は熱心にトレーニングに励み、少しづつ元の身体を取り戻しつつあります。
アリスターオフレイムの筋肉がヤバい!まとめ
アリスターオーフレイム選手の筋肉の秘密や、ステロイドによるドーピング疑惑についてまとめてみました。
現在、アリスターオーフレイム選手はUFCとの契約解除が報じられ、RIZINに参戦するとのニュースが報じられていました。
アリスターオーフレイム選手は・・・
「ファイナルランが終わりを迎えてしまった。しかし、これまで最高の道のりだった。UFCでの10年間を振り返ると、私の人生の代表となる経験だったと思う。ファン、UFC関係者に感謝したい」
と話していました。
アメリカではドーピングによる出場停止処分をもらったことのあるアリスターオーフレイムですが、日本の格闘技界ではドーピング検査がありません。
アリスターオーフレイム選手もすでに40歳を超えているので、もしかしたら最後の引退試合は、日本で行う可能性もでてきましたね!
ステロイドなんか使用しなくても、自ら作り上げた身体でまた我々にすさまじいKO劇をみせてくれるのではないでしょうか・・・。
アリスターオーフレイム選手の今後の活躍に期待しています!
最後までお読みいただきありがとうございました。