女子プロレスを有名にした第一人者といえばダンプ松本さんでしょう。
プロレスという格闘技が男性にしか受けなかった時代に、女子プロレスの知名度を一気にあげたプロレスラーとして数々の伝説があります。
そんなダンプ松本さんは、現在が依存症の病気に苦しんでいるとか・・・
さらには結婚しているのか?子供はいるのか?
気になったのでまとめてみました。
ダンプ松本の現在は依存症?
ダンプ松本さんは本名は松本香(かおる)さんといいます。
1980年代に、アントニオ猪木や長州力など、男性プロレスが席巻している中で唯一の『女子悪役プロレスラー』として活躍。
その数々の名勝負はまさに伝説になっています。
当時は、女性の命ともいうべき髪の毛を勝負に負けたら切るという『髪切りデスマッチ』がかなりの視聴率を取っていましたね。
そんなダンプ松本さんですが、自身ははなんと『依存症』であることを公表していました。
ダンプとパチンコの出会いは偶然だった。「練習生の時にマラソンコースにパチンコ屋さんがあって、暑いのとトイレに行きたいのとで寄っちゃった。300円あるからやってみる?ってやったらそしたら出ちゃったのよ。9000円ぐらいになって。これは(稼げて)いいじゃんとなった」とビギナーズラックがきっかけだったと明かした。
そこからパチンコ通いが始まり「1カ月に25日ぐらい行っていたと思う」と月のほとんどパチンコ店に通ったと述懐。目をつぶっても夢を見たり、時計で「1時11分」「3時33分」などの文字を見ると「やった、確変!ラッキー」などと、常にパチンコを意識する毎日に。
「1カ月に100万円は負けていた」とも振り返り、「それを30年以上やってるからマンション買えちゃうぐらいだと思う」と総額で負けた金額にも言及。だがそれほどはまっていたパチンコも、じょじょに「行くと疲れるようになった」と体調の変化を感じ始めたという。 引用:https://www.daily.co.jp
ダンプ松本さんは、女子プロレスラーとして活躍する傍らでストレスからギャンブルにハマってしまったことがあったんですね。
芸能人は、やはりストレスが尋常じゃないようで・・・
ダンプ松本さん以外にも、多くの芸能人が一時はギャンブルにのめり込んでしまった過去を持っているそうです。
現在はパチンコはやってない?!
一時期はマンションが買えるほどの大金をパチンコに使っていたというダンプ松本さん。
現在は、ギャンブルはピタッと辞めているそうで・・・
母親から「パチンコ行ってないよね?」と聞かれ「行ってない」とウソをつくことにも罪悪感を感じ始めた。「これ以上使うと家賃を使っちゃう」というところまで来た時に、母親に「絶対辞める」と宣言。「その時にお母さんがすごい嬉しそうな顔をして…。パチンコやるお金があったらおいしいものを食べた方がいいもんねと嬉しそうな顔をしたので、絶対辞めようと」と、パチンコと決別できた理由を語っていた。 引用:https://www.daily.co.jp
と話していました。
女手一つで自分を育ててくれた母親のことを思うと「ギャンブルなんかやってる場合じゃない!」と目が覚めたと語っていました。
現在は、還暦を迎えましたが元気にテレビなどで活躍していて千鳥の『相席食堂』では、元悪役とは思えないほどのお茶目な素顔をさらけ出していました。
お母さんからの一言でギャンブルを止めることができて本当に良かったと思います。
今でも現役で活躍している!
ダンプ松本さんは、今でも現役で活躍しています。
さすがに昔ほどの動きの切れはありませんが、やはり長与千種さんとの因縁マッチは見ていて惹きつけられるものがありますね。
女子プロレス界のレジェンドとなった今でもリングに上がり続けているということはとても凄いことだと思います!
ダンプ松本は結婚してる?
ダンプ松本さんは先日還暦を迎えましたが、現在、結婚はしていません。
ダンプ松本さんはとても料理が得意だということですが、同じくらいお酒も好きだということで・・・
その手料理を食べさせる相手がいないのはとても残念なことですね。
しかし、最近は高齢結婚も流行ってきています。
もしかしたら、ダンプ松本さんは素敵な男性がそばにいるのかもしれませんね・・・。
ダンプ松本の子供は?
ダンプ松本さんは現在は結婚はしておらず独身なので子供はいないようです。
ネットで検索すると、子供と映っている写真などがヒットしますが、どうやら親戚の子供のようですね。
他にも、自身のファンの方と撮った写真などもあります。
こちらは、同じ女子プロレスで活躍した広田さくらさんが双子を生んだ時の写真です。
ダンプ松本さんの遺伝子を継いでくれる子供がいないのは我々プロレスファンにとっては残念なものがありますね・・・
ダンプ松本の極悪同盟秘話が泣ける!
ここでダンプ松本さんが現役時代に結成した『極悪同盟』について触れてみましょう。
1980年代、プロレス全盛期にダンプ松本さんはブル中野さん、クレーンユウさんとともに『極悪同盟』を結成します。
その当時、ライバルとしていたのが『クラッシュギャルズ』ですね。
長与千種さんとライオネス飛鳥さんのコンビです。
先程、ユーチューブでもご紹介しましたが、この『極悪同盟』と『クラッシュギャルズ』の因縁は本当にすさまじいものでした。
当時の試合は、パイプ椅子や竹刀で殴るのは当たり前で、中にはフォークで頭をぶっ刺して血まみれになるのが多かったですからね。
今ではとても放送できないでしょうね・・・(笑)
しかし、この『クラッシュギャルズ』というアイドルに敵対する『極悪同盟』を作ったことで、ダンプ松本さんが女子プロレス界で一気にスターダムを駆け上がっていったんですよね。
なぜダンプ松本さんは『極悪同盟』というヒール役を作ったかというと・・・
「ルックスでは長与千種や飛鳥に勝てない。それで売れるにはどうしたらいいかと考えていたら、徹底的に悪役に徹するキャラを作る」
という考えで悪役になったことを語っていました。
実際に、当時は本当にクラッシュギャルズが嫌いだったそうで・・・
「そうだね。当時は本当に憎み合っていたからね。だからケンカマッチができたと思うんだよね。そうじゃないと優しくなっちゃうから。見ているとわかる。嫌いな人は頭を殴っているんだけど、ちょっと仲のいい人は痛くないようにお尻を殴っているよ。 でも、ライバルがいないと伸びないのも事実なんだよね。ライバルがいると抜かれたくないから一生懸命頑張って上にいけるけど、ライバルがいないと絶対に上がれない。そこで止まっちゃうんだよ」 引用:https://news.yahoo.co.jp
ダンプ松本さんは、全てを計算したうえで悪役に徹していたんですね・・・
当時同じく『極悪同盟』のメンバーだったブル中野さんと一緒に、毎日毎日「どうやったら嫌われるのか」だけを考えて暮らしていたそうですよ。
ブル中野さんに関する記事はこちら!
ダンプ松本は本当はとてもやさしい?
自分で悪役を演じていながらも、じつはダンプ松本さんはとても優しくて後輩想いなんです。
自身が悪役に徹して稼いだお金はまったく残っていないそうで、お母さんに一戸建てを、妹にはクルマをプレゼントしていたんですね。
-ダンプさんは最愛のお母さまに念願の家をプレゼントされたそうですね-
「一戸建てをプレゼントした。それだけが唯一の救いだね。現役のときは『家に帰って来ないで』って言われていたけどね。 お母さんはたまに試合会場に来ると試合が終わった後、反則技でぶちのめした対戦相手のところに『ひどいことをしてごめんなさい』って謝りに行ったりするからさ、『恥ずかしいからやめてくれ』って言っていたんだよね。妹には誕生日に車をプレゼントしたけど、自分の妹だということは隠していたって。 あとは『極悪同盟』のメンバーとの飲み食いに全部使った。あんなに痛い思いやイヤな思いをしたのに、全部トイレに流れちゃった(笑)。みんなよく食うんだよ(笑)。でも、自分が下っ端のときはお金がなくてまともにご飯が食べられなくて腹をすかせていたから、自分がトップになったときにはみんなをご飯に連れて行こうと思っていたんだよね」 引用:https://news.yahoo.co.jp
世間からは嫌われ役を演じていたダンプ松本さんは、じつはとても優しい女性だとわかるエピソードですね・・・
極悪同盟の五か条がスゴイ・・・
ヒールキャラという悪役を徹底して演じていたダンプ松本さん。
極悪同盟の中には自身が作った5か条があったそうです。
それは・・・
2・陰口を言わない
3・ないしょ話をしない
4・告げ口はしない
5・待たせる人間より待つ人間になる
この極悪同盟5か条を仲間や後輩にも徹底させていたそうです。
わざと嫌われキャラを演じていたダンプ松本さんは、仲間の結束だけは信じていたそうで、どんなに世間から嫌われても同じ極悪同盟の仲間からは嫌われたくなかったそうです(笑)
この時の5か条があったからこそ、深い結束ができたんですね。
ダンプ松本の現在は?まとめ!
女子プロレス界のレジェンド・ダンプ松本さんの現在や結婚、極悪同盟の秘話についてまとめてみました。
ダンプ松本さんは「東京オリンピックまでは現在を続ける」と話していましたが・・・
今後は現役を続けていくのでしょうか・・・
我々としては、いつまでもお茶目で怖いダンプ松本さんで居てもらいたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。