第92回アカデミー賞受賞作「パラサイト 半地下の家族」には、様々な評判が飛び交っています。
この映画がアカデミー賞を受賞したことで、アジア映画への差別がなくなったとまで言われていますが、実はある伝説の監督がこの映画をひどく酷評しているんです。
いったいどういうことなのでしょうか?
今回は、映画「パラサイト」の本当の評価について調べてみました。
映画『パラサイト』は最低の映画!
引用:https://ameblo.jp
アカデミー賞を受賞した映画『パラサイト』は最低の映画だとの評価が多く集まっています。
なぜそのような声が上がっているのでしょうか?
まずは世間の声を見てみましょう。
ちょっと期待しすぎちゃったかな‥
パラサイトっていう題は内容にぴったりだと思う
社会構造・格差が絡む内容なのにカジュアルに観れるコメディ的な要素も多く、観ていて長く感じなかった。考えさせられる作品?
裕福なほうも、貧しいほうも、どちらにも感情移入できてユーモアも有り、テンポも良し、格差社会を物理的に表現するカメラワーク、伏線回収、文句なし!
ただ、考えさせられるとは違うんだけど、見終わったあとの「あ〜面白かった!」って素直に言えないあの感じなんだろうwww
程よく重い、、、
「子供の前で人が死ぬ映画なんていっぱいあるじゃん」って言われればそれまでなんだけど、ダニー・ボイル作品がなぜか肌に合わないのと似た感覚で拒否反応があったこともあり、久しぶりに「面白いけど好きになれない映画」になってしまった。
どうやら『パラサイト』は内容が重すぎるため、面白いという人と、見ていて苦しいという人の意見に分かれてしまうようですね。
確かにこの映画は韓国の格差社会をテーマにした社会派映画なので、自分が置かれている状況によっては、楽しんでみることができない人もいるのかもしれません。
映画『パラサイト』を酷評する伝説の監督とは?
引用:https://eiga.com/movie
賛否両輪の激しい映画『パラサイト』ですが、実はあの伝説の監督がパラサイトに対して、とても厳しい評価をしているんです。
その伝説の監督とは・・・そう!村西とおる監督です!
村西とおるさんは映画『パラサイト』をみて、ツイッターに以下のように呟いています。
「パラサイト」はかつての韓国映画「下女」もしくはイギリス映画「召使」と酷似。お家芸のパクリ映画だと映画通の間では言われています。いずれにせよアカデミー賞を獲得するほどの作品とは思われません。有頂天となっている制作陣はまだしも、この凡作をベタ褒めしている映画評論家の見識のなさよ
— 村西とおる (@Muranishi_Toru) February 17, 2020
映画「パラサイト」を見ました。正直に言います。予想通りでした。TVに流れた予告映像を見て、だいたいのレベルは想像していましたが、やっぱりこの程度の作品だったのか、と納得でした。そしてこの作品がオスカーをとったのか、と寂しい気がしました。オスカーが全てではないけれど、それにしても最悪
— 村西とおる (@Muranishi_Toru) February 16, 2020
とても厳しい評価ですね。
アカデミー賞を受賞するほどの作品ではないとハッキリ言いきっています。
やはり専門家の目にはそのように映っているんですね。
ちなみに私は『パラサイト』よりも『全裸監督』のほうが面白かったです(笑)
さらに『パラサイト』にはパクり疑惑も浮上しています。
映画『パラサイト』の専門家の評価は?
引用:https://www.cinemacafe.net
では、村西とおる監督以外の専門家にはどのように映っているのでしょうか?
調べてみると『パラサイト』はやはりアカデミー賞を受賞するのにふさわしい映画だったようですよ。
『パラサイト』の受賞が発表された時、会場ではブーイングが起こってマイクがオフになるという騒動がありましたが、トム・ハンクスやシャーリーズ・セロンがこれに反発。
アップ、アップの声とともに再びマイクがオンになるという騒ぎがあったんです。
これは、『パラサイト』がアカデミー賞を受賞したことに納得していないオスカーのプロデューサーたちが、受賞式を終わらせようとしたものだったが、名だたるハリウッドスターたちがそれを制した一幕でした。
このハリウッドスターたちの声があって、プロデューサーのマイキー・リーがコメントを発することができたと書かれています。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp
つまり、ハリウッドスターたちは『パラサイト』の功績を評価しているということになります。
そして、ユーザーからの評価は低いものの、映画の専門家やハリウッドのスターたちからは高い評価を得ていました。
The audience chanted “up” until they brought the mic back up for the Parasite team. #Oscars pic.twitter.com/nFX5FB6pLO
— Lance Ulanoff (@LanceUlanoff) February 10, 2020
さらに日本の草なぎ剛さんの評価も高いです。
パラサイト。見ました。
ひと時も退屈なし。
役者さん達。素晴らしいです。
🙆🏽♂️🙆🏼♂️🙆🏽♂️👍👍— 草彅 剛 (@ksngtysofficial) February 17, 2020
やはり専門家の目から見ても、映画『パラサイト』の評価は高いようですね。
さらに『パラサイト』はカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールも受賞しています。
酷評しているのは、村西とおる監督だけなのかもしれませんね(笑)
ちなみに、ダウンタウンの松本人志さんは『パラサイト』をこのように評価していました。
映画『パラサイト』は最低の映画!あの伝説の監督がひどい内容だと評価!まとめ
映画『パラサイト』の評価について調べてみました。
確かに私も『パラサイト』がアカデミー賞を受賞するとは思っていなかったのでとても驚きました。
※個人的には「アイリッシュマン」が受賞すると思ってたのに・・・
しかしアジア映画がアカデミー賞を受賞したことは、とても喜ばしいことだと思います。
次回はぜひ、日本の映画が受賞してほしいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。