シンガーソングライターの川嶋あいさんは、現在は引退することを発表しています。
理由は声帯が不調とのことですが、復活する可能性はあるのでしょうか?
そして結婚のウワサや壮絶すぎた生い立ちについても・・・
今回は川嶋あいさんの現在や引退理由、生い立ちなどについてまとめてみました。
川嶋あいの現在は引退?
シンガーソングライターの川嶋あいさんが、2023年5月26日にライブを引退することを発表していました。
川嶋あいさんは、2003年の17歳のころからずっと開催してきましたが、近年はコロナウイルスによって中止に。
あまりテレビに出演することが少なく、川嶋あいさんの歌声を聴くにはライブに足を運ばなくては聞けないと言われたほどに人気があったシンガーでしたね。
彼女の代表曲はたくさんありますが、やはり1番のヒット曲は「I wish」としてデビューした『明日への扉』でしょう。
男女の恋愛シュミレーション番組「あいのり」の主題歌に起用され、当時は恋愛ソングの定番曲となっていました。
近年は声帯の手術をするなど、なかなか精力的に活動出来なかったそうですが、ついにライブ引退することを決めたようです。
【川嶋あい、ライブ引退の可能性】https://t.co/gthirCDPPz
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) May 26, 2023
とても残念なことですが、いったい理由は何だったのでしょうか・・・
川嶋あいの引退理由は声帯?
川嶋あいさんのライブ引退の理由は、やはり声帯の状態にあるようです。
自身の直筆の文面にも、このことでライブが出来なくなってしまう哀しさが伝わってくるようです・・・
川嶋あいさんは、自分の養母の命日である8月20日を最後の日に選んだようですね。
また、今日までリハビリを続けてきましたが、思うように声が回復しないことを悔しがっているそうです。
「声帯を思うようにコントロールできなくなっている今の状況では、今後この大きなライブをやり遂げてゆくことが困難だと痛感しました」「ファンの皆様に生半可な歌声を届けることは、私にとって心が切り裂かれそうなほどつらいことです。どうか少しでもご理解いただけると幸いです」とファンへの思いを吐露。
引用:ヤフーニュース
そして、自分が納得できるような歌声が出せないならと、潔くライブを引退することを決めたんですね。
他のシンガーの方なら、たとえ自分が思うようなパフォーマンスが出来なくても「お金のために」と続けていく人もいるのではないでしょうか?
しかし、本当にファンに支えられてきた川嶋あいさんだからこそ、キッパリとライブを辞める決断をしたのは、本物のシンガーと言っても良いのではないでしょうか・・・
とても尊敬できる素敵な決断だと思います。
川嶋あいは結婚してる?
川嶋あいさんは、1986年2月21日生まれで現在は(38歳)です。
年齢的にもすでに結婚していてもおかしくはありませんが、いまだに結婚はしておらず独身のようです。
ちなみに、一部のネットでは「川嶋あいさんと狩野英孝さんが交際?」という情報が流れているようですが・・・
これは完全なるデマ情報です。
そもそも川嶋あいさんと狩野英孝さんが噂になったことはありませんし、狩野英孝さんとの熱愛が報じられのは川本真琴さんです。
どうやらネットで川嶋あいさんと川本真琴さんが間違われたようです・・・
今までに川嶋あいさんが男性と噂になったことはないようです。
確かにまったく恋愛をしてこなかったというわけではないので、今までに交際してきた男性がいるとは思いますが・・・
週刊誌などに報じられたことはないので、おそらく極秘に交際しているか一般の男性との熱愛なのだと思われます。
しかし、2023年の8月でライブを引退することを発表したので、もしかしたらそろそろ結婚を考えているのかもしれませんね・・・
川嶋あいの生い立ちが壮絶すぎた!
ここからは川嶋あいさんの生い立ちについて見ていきましょう。
川嶋あいさんは本名は『川島愛』といいます。
福岡県で生まれた川嶋あいさんは、両親の姿を知りません。
父親はあいさんが生まれる前に行方不明になっていて、母親もあいさんを出産した半年後に他界しているんです。
つまりあいさんは産まれてから半年後には天涯孤独になってしまったんです・・・
そのため、3歳になると児童養護施設に入り、その後、川島家に養女という形で引き取られます。
養父は建設業の社長をしていて、養母とともに暖かくあいさんを迎えて育ててくれたそうです。
また幼いころは顔見知りだった自分に対し、養母はよく音楽教室に連れて行ってくれたそうです。
そこで歌を歌っている人達の真似をしてところ、養母がとてもホメてくれたそうで、このことがきっかけで歌手を目指すようになったのだとか・・・
・「泣き虫で人見知りをする私の性格を改善させようと思った母は音楽教室に連れて行ってくれて、3歳の時から演歌を歌っていたんです。」
・「あいかわらず人見知りが激しかったので、振り付けだけは完璧に出来るのに全然歌えなくて・・・1曲のうちの最後のフレーズだけ頑張って歌って声を出していました」
・「それでも母が『よくやったね』とホメてくれることがすごい嬉しくて・・・」
・「母の期待に応えたいという気持ちがどんどん強くなっていき、小学校の低学年の時から『私は歌手になる』という道を自分で選んで歩いていこうと決めました」
引用:https://shingakunet.com
最初は人見知りだったあいさんは、徐々に歌うことが好きになって行ったようで、中学生の時には数々のコンクールでグランプリを受賞するまでになっていたそうです。
実際に10歳の時にはニューヨークのカーネギー・ホールの舞台に立っています。
川嶋あいさんは、養母に対する思いや期待に応えたいという思いで歌手になったんですね・・・
あの透明感のある歌声は、もしかしたら養母に聞かせるために歌っていたからなのかもしれませんね・・・
同じく俳優のムロツヨシさんも壮絶な生い立ちを経験しています!
川嶋あいの養父が他界!
歌手になることを決めたあいさんでしたが、ここでも悲劇が襲います。
自分を養女として育ててくれていた父親の博文さんが肝臓の病気で他界してしまうんです。
一家の大黒柱である養父が亡くなったことで生活は一変・・・
養母は女手一つであいさんを育てるために小さなアパートに引っ越し、昼も夜も問わずに働き続けたそうです。
そんな養母に少しでも期待に応えようと、中学生の時に演歌歌手としてデビューしますが、鳴かず飛ばずで全く売れなかったそうです。
なんとか成功したいと単身で上京し、堀越高等学校の芸能コースに進学。
歌手になるために大手事務所からバックアップもしてもらいましたが、それでも芽が出ずに「もうバックアップできないよ」と見放されてしまったそうです・・・
・「高校の友達はみんなオシャレでかわいくて『自分はなんでこんな田舎者なんだろう・・・』って劣等感があったし、歌う場所が無くて孤独感と挫折感でいっぱいで・・・毎日泣き続けてました」
歌手になりたいと思っても、そんなに簡単になれるわけじゃありません。
下積み生活や孤独との戦い、そして周りとの疎外感など、たくさんの状況が川嶋あいさんの心を押しつぶそうとしてきたんですね。
普通の女の子なら、ここで心が折れてしまったかもしれませんね・・・
川嶋あいの養母が他界!
歌う場所がなかった川嶋あいさんは、高校2年生の時に自ら路上ライブを始めます。
その時は「路上ライブを1000回やって、それでもダメだったら諦めよう」と決めていたそうです。
しかし、路上ライブを始めた直後に今度は養母が他界してしまいます。
この時は、さすがにあいさんも崩れ落ちてしまったそうです。
自分が歌手になることを目指し始めたきっかけをくれた養母が亡くなってしまったことは、完全に心が折れ始めていたそうで・・・
しかしそんな時に自分を支えてくれたのが、路上ライブ時代に知り合った仲間たちだったそうです。
川嶋あいさんには、路上ライブを始めて1ヶ月後くらいに出会った大学のビジネスサークルに所属している3人の男性と出会ったそうで・・・
この3人の男性から「手伝いたい」と声をかけてもらったそうなんです。
そして川嶋あいさんの事情を聞いた3人の男性たちは、なんと川嶋あいさんをデビューさせるために事務所を立ち上げてくれたんです!
この事務所が『つばさプラス』です。
この3人の男性の1人が福原慶匡さんで、現在も「つばさプラス」の代表を務めています。
福原さんは、当時の状況を覚えていて2017年に番組内でその時の様子を話してくれています。
「いきなり家族がいないっていう状況になって、頼れる大人も僕らしかいなくなった。そこからは、公私ともに歩んできた感じです。
始めはラジカセでライブをしていて、それでもパッと見、変な人じゃないですか?看板を作ったり弾き語りをしてみたり、僕らも色々な工夫をしました。」
引用:https://times.abema
川嶋あいさんが、今まで心が折れることなく頑張ってこれたのは、この福原さんを始め、多くのファンの支えがあったからなのでしょう。
その頑張りと努力の甲斐あって、2003年8月についに渋谷公会堂で前代未聞のワンマンライブを成功させたんですね!
同じく高橋メアリージュンさんも壮絶な生い立ちを経験しています!
川嶋あいがNGO支援団体設立!
川嶋あいさんは、一時は路上ライブから離れていましたが、東日本大震災後の2011年から再び路上ライブを復活させています。
路上ライブを復活させた理由は、自分の原点だからだそうです。
川嶋あいさんは、再び路上ライブをすることで、当時、自分がしてもらったたくさんの愛や励ましを、今度は自分がしたいと思ったからですね。
さらに川嶋あいさんは、発展途上国の子供たちのために出来ることはなにか?と考えて「NGO団体」を設立しています。
このNGO団体『ALW』は、学校に行きたいという世界中の子供たちを支援している団体で、現在はインドに学校も設立しているそうですよ。
学校のプレートには、しっかりと「AI」の名前が入っていますね。
これからも世界中のたくさんの子供たちに夢と希望を与え続けてくれるでしょう。
まとめ
川嶋あいさんの現在や引退理由、結婚や生い立ちについてもまとめてみました。
壮絶な生い立ちを経験しているあいさんだからこそ、あんなに素敵な歌が作れるのだと思います。
またNGO団体を設立し、インドに学校まで建てていたとは驚きました。
彼女の透き通るような歌声が聞けなくなってしまうのは残念ですが、今後は自分の幸せのために生きてみても良いのかもしれませんね・・・
最後までお読みいただきありがとうございました。