お笑いコンビ『EXIT』の兼近大樹さんが本を出版したことが話題になっていました。
兼近さんといえば吉本興業に入る前に、何回か逮捕歴があったことがわかっていますが、ネットでは情報が錯乱していて正しい逮捕数までがわからないんですよね。
なので今回はEXIT兼近大樹さんの過去の犯罪歴を全部まとめてみました!
『EXIT』兼近大樹の犯罪歴(前科)は?
お笑いコンビ『EXIT』の兼近大樹さんは吉本興業に入る前に売春防止法違反の疑いで逮捕された経験があります。
2011年で兼近さんは20歳の時ですね。
引用:2011年11月28日の読売新聞
兼近さんは北海道の出身で高校に入学する時には両親が離婚しています。
そして定時制の高校に通っていますが、中退し、貧しかった家計を支えるために新聞配達やとび職などのアルバイトをしていたそうです。
そして給料が良いからと18歳の時にすすきのの風俗店で従業員として働き始めたのですが、その2年後の2011年に当時18歳だった女子高生と知り合い、出会い系サイトを通じて知り合った男性から現金1万5千円を受け取ってこの女子高生に売春させたということです。
その後、兼近さんは全面的に罪を認めて10万円の罰金を支払って釈放されています。
ここまでは週刊誌などに大きく報じられていたので皆さんもご存知かとは思いますが、これ以外にも兼近さんの逮捕歴があったんですよね。
それが強盗事件です。
引用:2012年4月23日の読売新聞
2011年に売春あっせん容疑で逮捕された後、兼近さんは「すすきのの墓場」と呼ばれるホストクラブやメンズパブなど70店舗以上が立ち並ぶ場所で働き始めます。
根が真面目な兼近さんはオーナーからの信頼も厚かったようで、すぐに店長に昇格するんですね。
ところが2012年4月22日に、人気ホストAさんの自宅から現金1000万円が入った金庫が盗まれるという事件が発生。
このホストAさんから金庫を盗んだのが兼近さんとお店のオーナーだったそうなんです。
共犯者はあと2人いたようで、全員で4人で金庫を盗んだのですがすぐに警察に逮捕。
兼近さんは再び逮捕されるのですが、ここで兼近さんは後日談で「俺だけ逃げきって芸人になるために上京した」と話しているんです。
この強盗事件については事情聴取のために警察に10日間勾留はされたが逮捕ではなかった。と供述しています。
しかし逮捕されたかされなかったかではなく、自分で逃げ切ったと言っているということは犯罪には加担したんですよね・・・。
そして逃げ切って上京したというのはあまり褒められたことではないような気がします・・・・。
兼近さんと同じく過去に犯罪歴がある芸能人は他にもいますね。
沢尻エリカさんとともに薬物使用が噂された片瀬那奈さんは、すでに所属事務所を退所してしまいましたね。
『EXIT』兼近大樹はあの金庫事件にも関与していた?
2019年9月に報じられた金庫強奪事件について、兼近さんは週刊誌の取材でコメントを残しているのでその全文をご紹介します。
EXIT兼近のインタビューまとめ
札幌にいた頃、2011年頃まで風俗店で従業員として働いていた。
その頃に売春防止法違反容疑で逮捕されたのは事実。
逮捕されたのは19歳ぐらいの頃。
簡易裁判で罰金刑10万円で出てきた。
被害者がいないということになったので、服役はしていない。(逮捕された事件について)当時、自分はそれが普通だと思っていた。
周りが全員そうだったから、悪いことをしているという認識がなかった。
自分はお金の受け取り役ではなく、なにか事件が起きたときに助けに行くという役だった。
援助交際のお客さんがお金払わないとか、逃げちゃうとか、暴力とかがあるため。つまり、自分は用心棒代わりだった。
用心棒をする代わりに女の子がもらったお金をちょっともらっていた。
その女の子たちはもともと暴力団のしのぎで援助交際を始めた。
しかし、上が暴力団なので、いきなりお金をくれないなどトラブルが多かった。
そういう子たちが20~30人集まって、全部自分に連絡してくるようになり、規模が大きくなっていった。
自分が元締めだったかと言われれば、元締めだったと思う。
それは自分より上の人がいなかったから。
ただ、警察側が元締めではない判断した。
自分がなにかを引っ張ってやっているわけではなく、たまたま援助交際をやっていた女の子たちが繋がったのが自分だったから。風俗店の従業員を始めたきっかけは、女友達。
15、16歳のときからの女友達がいて、その子が18歳を超えたときに自分が風俗店で働いていたので、一緒に働き始めた。
その時はそれが当たり前になっていた。
『そういう人生なんだ』って思っていた。
実際に逮捕されたとき自分は店長だったが、それが駄目なことだと初めて知った。
そこで始めて法律の大切さを知った。翌2012年の窃盗事件については、自分が逮捕されたというのは絶対に嘘。
それは逮捕歴調べてくれれば、絶対にわかる。
自分が働いていたバーがあって、その店のオーナーが窃盗で捕まっている。
窃盗事件の共犯者でもない。
でも、自分を含めた従業員全員、事情聴取はされた。窃盗事件は「B」のオーナーらが計画し、実行に移した。
警察に共犯の可能性を疑われたため事情聴取をされたが、10日間の勾留の末に嫌疑が晴れ、保釈された。窃盗事件は濡れ衣だった。
警察から『関係している人たちが全員悪い人たちだから』という理由で疑われた。
自分は当時、一緒に育ってきた周りが不良グループだった。
当時付き合っていた小学校からの同級生がみんな不良だったので、東京に飛んできた。
自分は死んだことにして全員(関係を)切って東京に来た。
芸人を志したきっかけは、勾留中に読んだピースの又吉さんの『第2図書係補佐』。
勾留期間中に警察の人から『ここから出たら、全員切って東京に行け』と言われた。『B』で働いていた頃、『自殺する』と言って女性客からお金を借りたのは完全な嘘。
上京後は、バイトを無茶苦茶している。
全部やり直そうと思ってお金を持たずに裸一貫で来ているので、派遣でイベント会社をしたり、居酒屋もしていた。
上京した頃は、家賃2万円の中国人寮に住んでいた。正直、(逮捕歴は)いつか絶対バレるとことなので、吉本にはずっと話していた。
絶対誰か気づくので、それが今、文春さんが知ってくれたっていうことが正直嬉しかった。
『やっと今、言えるんだ』って思った。
吉本からは『誰にも言うな』『絶対ダメ』って言われていた。 引用:週刊文春
兼近さんは自分から犯罪歴があることを隠しているつもりはなかったようですね・・・・
いろいろと黒い噂のある吉本興業ですから、これ以上世間から悪く思われないためにも兼近さんに口止めしていたんですね。
しかし自分の口からしっかりと事実を話し、潔く謝罪している姿は逆にイメージが良くなったのかもしれませんね。
兼近さんとは逆にハッキリしない態度で世間のイメージを悪くするはやはり不倫問題ですよね。
RADWINPS桑原さんやアンジャッシュ渡部さんなどは、謝罪してももう芸能界に居場所はないのではないでしょうか?
『EXIT』兼近大樹の出版した本がヤバい?!
兼近さんは2021年10月27日に著書『むき出し』を文藝春秋から出版しています。
同じく芸人であり先輩の又吉直樹さんからは、このように評価されていました。
純粋な言葉が
誠実な覚悟が
重要な小説を生んだ。
元々はとても気弱で人間性が優しい性格の兼近さんが、なぜ犯罪を犯したのか?なぜお笑い芸人を目指したのか?などが書き綴られているそうですよ。
まさに本のタイトル『むき出し』にして自分をさらけ出しているそうなので興味がある方はぜひ1度読んでみてはいかがでしょうか?
兼近大樹さんの本『むき出し』はこちらから購入できます。
まとめ
EXITの兼近大樹さんの犯罪歴や過去の警察沙汰になった事件をまとめてみました。
過去に犯罪歴があるにも関わらず、いつも前向きで心優しい兼近さんはやっと自分にあった生き方を見つけられたようですね。
これからも相方のリンタロー。さんとともに、チャラ漫才で笑いを届けてくれることを期待していましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました。